医療事務職 派遣の仕事

派遣会社は医療事務の専門スキルを習得するのに有利な環境

 最近の医療機関では、医事課や検査業務に関する外部委託化が進展してます。

公的又は規模の大きい医療機関で、一定の業務外部委託をしていないところはまず見当たりません。

これからは、民間や規模の小さい医療機関などでも、業務の一部を外部委託(アウトソーシング)していくところが増大していくことが予想されます。

このような外部委託化が増加している主な理由の一つに、医療費増加による財政悪化を抑制するために国による政策の一環として診療報酬制度の引き下げ改定が頻繁に実施されていることも大きな要因です。

診療報酬が引き下げられると、当然病院などの医業収益が悪化し、経営計画を修正する必要があり、また2年ごとに診療報酬の定期改定が実施されており、都度、医療機関の事業計画の修正も必要になるため、迅速に対応できる組織体制を維持しておくことが求められます。

医療機関では直接雇用した職員数が多いと、目まぐるしい状況変化にスピーディーに対応することが困難になるため、外部委託化する動きが医療業界全般的に広がっており、直接的に医療事務職員を雇用しないところも多くなっているのが現状です。

このような医療業界の変化から派遣会社が医療事務職の主な職域へと移行されつつあるのが実状です。

 直接採用とは異なり、派遣会社で勤務する利点としては、様々な規模や形態の医療機関で働くことが可能で幅広く業務を経験できるため、スキルアップを図るには適した働き方だと言えます。

将来的に指導業務やコンサルティング業務を中心とした仕事に就くためには、派遣会社で働き実務経験を積むことは大きなプラスとなります。

通常、初めて医療事務職として就職した場合、最初の職場だけで自分が希望する条件をクリアすることはほぼ無理です。

 なので、ステップアップするための有効な方法として、多くの経験を積み重ね、それを活かせる可能性がある派遣会社への就職を検討するのも効果的な選択肢の一つです。

あえてデメリットを挙げると、医療機関での直接採用された雇用条件と比べると、総収入では少なくなり、継続して仕事に就ける保証はなくブランクが生じる可能があることは否めません。

医療事務の人材紹介予定派遣の就職状況と待遇

 医療現場では、業務の外注化により質の高い医療事務職員が求められ、診療報酬引き下げで給与は抑制傾向にありますが、職場の労働条件や環境はかなり良くなってきています。

医療事務の手取り収入がアップしない原因としては、近年、増大する医療費財政を削減するため、政策により診療報酬の引き下げ改定が頻繁に行われていることもあり、医業収益を悪化させることの一要因ともなっています。

その影響からか、医療業界に従事する職種、例えば医師、看護師、薬剤師をはじめ医療事務や調剤事務などの収入は全般的に伸び悩んでいます。

さらに医療機関では、業務のアウトソーシングが一般的になってきていることから、医療事務職を直接採用するケースも減少傾向にあると言えます。

その反面、雇用条件や労働環境については、以前と比較して大きく改善されつつあるります。

 一例を挙げると、以前の医療機関でのレセプト業務では、月末から翌月10日までのレセプト期間中、遅くまで残業してところが大半でした。

ですが、最近はレセプトコンピュータや電子カルテ化などの普及により、レセプト期間中少しの残業はありますが、その他の期間は定時で仕事を終えている医療機関が増えてきました。

また、企業経営という観点から見ると、一般企業よりは医業経営は安定性があるという点が大きなメリットだと言えます。

何故なら、診療報酬点数の引き下げ改定が実施され、医療機関の経営は全般的に厳し状態にありますが、診療報酬の仕組みは全国一律で法的に規定されているため、保険者から確実に診療費が支払われます。

そのため、製品を納入したのに納入先企業の倒産などで、売り上げ代金が回収できないなど一般企業のようなリスクがなく、資金繰りや資金計画に大きなブレが生じないという経営環境にあることも利点です。

診療報酬の仕組みは医療保険制度に基いているため、一部民間委託を行っている保険もありますが、原則、国により制度運営されているため、診療費の支払いが保険者の都合で遅延するケースは基本的に有り得ません。

 次に派遣会社勤務での収入についてですが、医療事務の一般職として働いている場合は、他業界の給料と比べ高収入というわけではありませんが、リーダーや管理する立場になれば、一般企業と比較しても大きな差はありません。

医療機関で人材紹介予定派遣などの勤務形態で医療事務職員を募集する場合は、医事課などの管理職やリーダー職など管理職ニーズが高い傾向にあります。

給与アップやキャリアアップを狙うなら、まず貪欲に経験を重ねスキルアップしていくことが最優先であることを肝に命じ努力を続けることが大切です。

現在はどこの医療機関でも、多様化した顧客ニーズや医療サービスの多様性に対応できる質の高い医療事務職員が求められる時代になっています。

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