医療機関での診療の流れ

 医療機関は入院と外来に大きく分類され、患者に対しての診療行為が行われています。

まず、医療機関の受付窓口で必要な書類などを提出して、全ての患者さんが診療の手続きを行います。

その後、診療科の待合室で患者さんが受診する順番を待つことになります。

 受診する順番がきたら診察室に入室して、医師に現在の症状や痛みなどを話します。

患者さんが訴えている内容や診察の所見に基づき医師は医療行為を行います。

また患者の症状や状況によっては、レントゲンや画像診断などの検査を実施し再度診察を行います。

患者の症状が軽い場合は、注射や投薬などの指示を行い、外来通院で治療を続けることになります。

 外来の場合は、診療終了後に会計をして健康保険なら医療費全額の3割を一部負担金として支払い終了となります。

但し、診察した結果、病状が重ければ入院することとなりますが、入院の形態には「即日入院」と「予約入院」がはあります。

診察後の当日に入院することを即日入院と呼びます。

診察後に自宅へ一旦帰宅して、改めて後日入院することを予約入院と呼びます。

 病院へ患者さんが入院後、入院している病室を医師が訪問して診察することを回診と言います。

患者さんの病状や状態に合わせて必要な医療行為や看護を行いますが、症状が改善され良くなれば会計で入院費を支払い退院してもらうことになります。

 患者が病院を退院した後は、他の医療機関でさらに高度な医療を受けるために転院する場合や同じ医療機関に通院して引き続き治療を受ける場合もあります。

 また場合によっては、在宅医療へ移行されるケースもあります。

一般的な診療の流れは次のようになっています。
  1. 受付
  2. 診察→投薬・注射・処置・リハビリなど→会計
  3. 検査・画像診断など
  4. 診察→入院→治療・看護・検査・画像・診断・処置・手術・リハビリなど→会計→退院→通院・転院・在宅・医療など
  5. 投薬・注射・処置・リハビリなど
  6. 会計
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