医療事務ジャンル(医科・歯科・調剤・秘書・医事コン)のそれぞれの特徴

医療事務ジャンルのそれぞれの特徴を理解すること

 医療事務の資格もそれぞれ内容が異なり幾種類もありますので、まずは、各資格の特徴を認識した上で、どの資格を目指すのか選択する必要があります。

特に医療事務関連の資格を初めて学ぶ方は、医療事務業務の基礎的な知識について全体的に学べるような資格を選ぶことをおすすめします。

医療秘書、医師事務作業補助者、医事コンピュータ、カルテ作成などに絞った専門的資格を目指すのは、その後でもいいと思います。

医療事務で標準的な資格を目指す

 医療事務でも認知度が高く有名で標準的な資格に医療事務技能審査試験(メディカルクラーク(R))という資格があります。

これは、受付業務・診療報酬明細書作成・カルテ管理などトータル的に学べる資格です。

この業務を行う者をメディカルクラークともいい、試験に合格するとメディカルクラークの称号が付与されます。

 医療事務技能審査試験(メディカルクラーク(R))の有資格者は、あらゆる分野の医療機関で医療事務としての業務を発揮できるスキルを有し活躍することが可能です。

なので、まずメディカルクラークを学び、その後他の資格を目指せば、将来的に仕事の幅も広がりキャリアアップすることもできます。

医療事務の主な3ジャンルの特徴について

医療事務の資格と特徴

 医療事務関連の資格は数多く存在しますが、その中でも診療報酬請求事務能力認定試験医療事務技能審査試験は世間でも認知度の高い資格です。

専門学校やスクールでは、この資格に対応した講座も多くあります。

 診療報酬請求事務能力認定試験は、レセプト業務のスキルに重点をおいて審査される試験ですが、医療事務試験では、最も難易度が高い試験で、実務をすでに行ってきた方がスキルアップのために受験したりするケースも多く、就職にも有利だといわれています。

また、レセプト業務のスキルに重点をおいている資格には、医療事務検定試験(旧 保険請求事務技能検定試験)もあります。

この他にも一般的に通用する資格としては、医療事務管理士医療保険士などが有名です。

歯科事務の資格と特徴

 歯科医院で仕事をする場合は、歯科に関する知識や歯の名称・記号などについて、一般的な医療事務の基本的知識と共に、学ぶ必要があります。

歯科医療事務に限定した資格は、数種しか存在せず、医療事務管理士では歯科の科目を選択し試験を受けることになります。

 但し、歯科医療事務だけの求人は少ないので、受講するなら歯科助手の講座を開講しているスクールで学ぶ方が就職する際には有利になります。

調剤事務の資格と特徴

 調剤事務の有名な資格には、調剤事務管理士技能認定試験医療保険調剤報酬事務士などがあります。

調剤事務は、調剤請求に関するレセプト業務の知識や処方せんの読み方、医薬品の種類や名称などの知識も習得する必要があります。

また、調剤服用歴管理指導録へ患者が使用した薬の服用履歴を正確に記入するスキルも必要です。

 調剤事務は医療事務と比較すると、調剤についての範囲だけになりますが、各民間スクールで学ぶことができます。

医療事務のスキルアップジャンルの特徴について

 医療事務業務について全般的に学べるスタンダードな資格を取得した後で、スキルアップにつなげる事ができる資格としては、次の3つに関連する資格がありますが、どの資格試験も、医療事務の基本的知識が習得できていることが前提条件になります。

  • 医療秘書:
    大学病院などの大規模病院で、事務的な業務処理を秘書として行うことが主な仕事です。
  • レセプトコンピュータ関連の仕事:
    オペレーション業務や統計業務などを行う仕事です。
  • 医療情報管理:
    診察、治療、検査などで得た情報をデー夕分析し、編集・加工するのが主な仕事です。

この3つの資格の中でも、例えば医療秘書技能認定試験の場合、受験資格の対象者は2級メディカルクラークを取得した者が受験可能となる資格です。

なので、受験する際は、事前に受験資格についての確認が必要です。

医療秘書の資格と概要

 医療秘書は、秘書としての接遇マナーや接客知識以外にも、レセプト業務などの専門知識や技能が必要になります。

医療秘書講座で学ぶ内容には、医療法規、レセプト作成、医学の基本知識以外にも、簿記やワード・エクセルなどの内容も学習カリキュラムに組み込んでいるスクールもあります。

 医療秘書技能認定試験、医療秘書認定試験、医療秘書士、医療秘書技能検定試験などが医療秘書の資格として有名です。

医事コンピュータの資格と概要

 医事コンピュータに関する資格は、オペレーション業務の知識や技術を専門にした、レセプトを医事コンピュータで作成するための資格試験です。

医療機関では、年々電子レセプトや電子カルテの普及率が向上しているので、今後もこの関連資格の必要性も高まると予想されます。

 医療事務講座を開講しているスクールや専門学校などでは、医事コンピュータ講座も開講しているスクールが多くあります。

試験では医事オペレータ技能認定試験、医事オペレータ技能検定試験などが有名です。

医療情報管理の資格と概要

 医療情報管理は、診察、治療、検査などで得た情報を処理したり、データを処理するための知識や技能が求められる資格です。

この資格も、今後ますます必要性が高まると考えられる情報管理のスペシャリスト資格です。

 診療情報管理士、診療情報管理技能認定試験、メディカル・レコード・コーディネーターなどが情報管理の専門家資格として有名です。

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